スムーチーがいなくなってもう4ヶ月以上が経ちました
早いようなそうでもないような
書こうと思ってもやっぱり書けなくてここまで来てしまいましたが、もう今年も終わるので頑張って書きます
むーちゃんは15年前、同居人の友達が引越しするにあたり飼えなくなったということで、うちに来ることになりました
全然馴染めなくて、少しも触らせてくれなかったし、どうしようかと思ってたんですが…
先住のとんぷうがおおらかな性格で何が起きても動じないような子だったのもあり、むーちゃんはとんぷうとはすぐに打ち解けてくれて、それから私たちにも甘えてくるようになりました
とはいえ…少々難有りな性格でかなり神経質
首輪をしようものなら発狂するし、家から出そうものなら発狂して大暴れ
病院でもネットに入れた状態にも関わらず4、5人がかりで押さえつけて何とかなる程度
とにかく恐怖感たっぷりでした(笑)
それでもホントに愛らしくて可愛い子でした
自分から近寄って甘えてくることはあっても、こっちから抱っこしようとすると嫌がってたけどさ
むーちゃんは天然(笑)
常にぽやー…っとした感じ
高いとこに登るのが下手くそ
ご飯大好き
それよりも生クリームが大好き
牛乳も好きで、私が飲んでるとマグカップに頭を突っ込んで飲んでました
鞄の中に頭を突っ込んでよく寝てる
いびきもかいてたなぁ(笑)
同居人のお腹の上でゴロゴロ言いながら自分の手をおしゃぶりするのがクセ
何故か妙にセクシー(笑)
はーちゃんとはあまり仲良くなかったけど、とんぷうがいれば3匹固まって寝てました
とんぷうがいなくなってからとても淋しそうで、はーちゃんとは相変わらず仲良くなかったです
りっちゃんが来てからは、威嚇やら唸ったりしながらもめげずに甘えてくるりっちゃんを舐めてあげてて、りっちゃんがいればやっぱり3匹で寝ることもありました
でもはーちゃんもりっちゃんもとんぷうには敵わない感じだったかな
病気知らずで長年元気に過ごしていたのに…
8月12日深夜…日付が変わった頃だから13日かな
突然発作を起こしました
見たこともないような尋常じゃない様子だったのでこれはマズイと思い、夜間救急に電話して急いで連れていきました
診断結果は
心筋症による血栓が後ろ足の血管に詰まってしまった
とのことでした
後ろ足には血液が流れてなくて、例えるなら足が痺れてるような状態
でもそんな軽いものではなく、激しい痛みやらなんやら相当な苦痛を伴うようです
この心筋症は先天的なものか高齢による後天的ものがあるようですが、どちらにせよ対処しようがなく、元気だった子が何の前触れもなく突然心臓が止まり死んでしまうこともよくある病気のようです
同じ症状で数年生きた子もいたみたいですが、その場合発症年齢が10歳未満の子が多くこの子の年齢を考えたら難しいと言われました
発作が起きてから連れていったのが早かったため血栓を溶かす点滴が効果が見込めるというので打ってもらい、その日は何とか一命をとり止めました
でも、それで血栓が溶けたとしてもどのみちもう歩くことはできないって
家に帰ったのは明け方です
翌日朝イチで掛かり付けの病院に行き(他の子達はみんなお世話になってたけど、むーちゃんは初めて)夜間救急からデータを送ってもらっていたのでそれを元に今後について院長先生と話し合いをしました
その結果
点滴治療は頻繁に病院に通わなければならず、むーちゃんの精神的負担を考えたら難しいので、飲み薬による在宅治療
よほどのことがない限り病院へ連れていくことはしない
何かあったら電話で対応してもらう
とんぷうの時に最後を看取れなかったのが未だに心残りだし、無理に延命治療はしたくないから入院は絶対にしない
ということになり、完全介護が始まりました
ご飯も食べない、水も飲まない、動けないからトイレも行けない
ご飯と水は薬を飲ませなくてはいけないので注射器で無理矢理だけど食べさせて、トイレは頃合いを見て連れていく
足は壊死しないようにこまめにマッサージ
筋肉が弱らないようにリハビリ
たくさんやりました
動こうとしてみるけど動けない
その時のむーちゃんは足が動かないことに疑問と苛立ちと悲しみ…いろんな感情が取り巻いているみたいで見ていて辛かったです
私はむーちゃんに
どんな状態になってもずっと一緒にいるよ
でも、無理だと思ったら頑張らなくていいからね
でも!無理だと思っても私たちが家にいない間は帰ってくるまでは頑張って待ってないとダメだからね
っていつも話しかけてました
3日目の夜、ようやく自分から水を飲もうとする仕草が見られました
結局飲めなかったんだけど、それでももしかしたら少しでも回復する可能性が出てきたかもってすごく嬉しくて涙が出てきました
このまま元気になってくれたら…
翌朝、むーちゃんの鳴き声で起こされた私たちはむーちゃんのそばに行きました
むーちゃんはとんぷうの遺骨が納めてある部屋まで足を引き摺って移動したようで、その部屋の入り口にいました
おしっこをした跡があったので、体を綺麗にしようとティッシュを取りに行き、移動できたことを誉めながら体を拭いていたときでした
突然
けほっ…
って…2、3回
そのまま、私たちが見守る前で息を引き取りました
ホントに突然心臓が止まってしまった感じでした
耳から透き通って見えていた毛細血管に血が通わなくなり段々白くなって、体も冷たくなってきて…
受け入れたくなかった
涙が止まらなかった
だって普通に寝てるみたいに見えるんだもん
もう動かないなんて、甘えた声も聞けない、生クリーム欲しくて隣にぴったりくっついてくることもない…
今までのどの子よりも長く一緒にいたむーちゃんと別れなくてはいけない
辛くてたまらないです
一週間前まで何の変わりもなく過ごしていたのに、こんな突然いなくなるなんて
全然受け入れられなかったです
でも、むーちゃんは4日間も頑張りました
とんぷうと違って諦めの早い子だったので、もう限界だったんだと思います
最後の力を振り絞ってとんぷうの元に行き、私たちを呼んでくれたんだと思います
最後を看取れたのは本当に良かった
発症したときも息を引き取ったときも、少しでもタイミングがずれていたら一緒にいられないようなスケジュールだったので、こういう部分でも私には運があるなと思えます
4ヶ月経って、ようやく
あー、いないんだな…
って考えられるようになりましたが、でもまだ納得出来てないというか
もやもやしてます
あまり引きずるのは良くないんだけどね
こうして改めて振り替えるとやっぱり辛いし、涙が止まりません
私たちはむーちゃんにたくさん幸せをもらいました
同じように幸せにしてあげられてたならいいな
今頃とんぷうと一緒に
こうやって仲良くしてくれてると思います
むーちゃん
長い間本当にありがとう
大好き!!
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